鳥取県 らっきょう

  鳥取県 らっきょう

らっきょうに関して

らっきょうは、ユリ科ネギ属の植物です。白や紫になる球根の部分を食べます。初夏の頃を中心に収穫されます。土の中の球でふえます。気温の高低に対応しやすいです。鳥取県では、全国で最も生産が盛んです。江戸時代に、参勤交代で持ち帰ったことにより栽培が始まったそうです。砂丘では水が少なくても育つため、生産が拡大していきました。らくだ系という大きく細長い品種や、玉系という小さく丸い品種が生産されています。甘酢漬けというような加工もされます。

鳥取砂丘

鳥取県に関して

○写真は、鳥取市にある「鳥取砂丘」です。歩いても、歩いても、続く砂の道に、地の深さを感じました。いたときは風が非常に強かったです。風の大きさを最も感じる機会だったかもしれません。砂丘の向こう側には、日本海が見えて驚きました。この砂丘は、全国で最も起伏量が大きいです。内陸部の岩が割れて砂となり、南に向かう風により拡大していったそうです。この地域は、 京都府・兵庫県・鳥取県に位置する「山陰海岸ジオパーク」の中です。ジオパークとは、地質遺産を保護し、更に教育や地域の活性化につなげる取り組みをしている公園のことです。日本海によって形成された自然の宝が、貴重な存在になっているそうです。また、「二十世紀」という梨やながいもが生産されています。緑化への研究が行われていて、農産物に関しての今後の発見が楽しみです。
○米子市では、コンベンションセンターにいました。周囲を流れていた加茂川の流れには、静けさがありました。はばたくような建物と落ち着く川の様子が融合していました。米子駅前のだんだん広場には、蒸気機関車が牽引する列車のモニュメントがあり、「より旅を進めたい」という気持ちになりました。 「だんだん」は雲伯方言で「ありがとう」という意味です。
○鳥取県南部には、大山(だいせん)があります。中国山地では最高峰です。山頂部の東側が荒い岩の壁となっていることが特徴です。この大山高原で採れる牛乳で練り上げたドーナツは、ふっくらとした生地で、極上の空間をつくりだしました。
○以前、米子市にある丸京製菓の「桜蒸しまんじゅう」をいただいたことがあります。きざみ桜の葉が生地に練り込まれていました。中からはほのかな甘さが広がりました。葉は所々にあり、皮に厚さを感じました。 氷温熟成製法でつくられているそうです。米子市では、どらやきの生産が盛んです。
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