宮崎県 さといも

 宮崎県 さといも

さといもに関して

さといもは、サトイモ科サトイモ属の植物です。アジアの熱帯地域が原産です。日本には、縄文時代に入りました。「里」という、人間にとって山よりも身近な存在であり、人間が働きかけてできた場所において栽培されることで命名されたそうです。地中にある茎の部分を食べることになります。日当たりがよく、水分が多く粘り気が強い土での生産が向いています。年によって畑を変えながら生産していきます。宮崎県では、秋から冬にかけて収穫されます。たけのこのような形をした「京いも」や小さめの「石川早生」(いしかわわせ)という品種などが生産されます。冬よりトンネルで栽培することにより早掘りという形で生産しているため、夏頃にも収穫されます。以前、宮崎県のさといもを、醤油で味付けしていただいたことがあるのですが、中でジワジワ感がありました。

青島

宮崎県に関して

○宮崎市では、地域ならではの独特な暖かい雰囲気を感じながら過ごしました。フェニックスの多さが印象に残っています。写真の「青島」では、独特な地形そして姿に、大きな迫力を感じました。「なんてザクザクとした感じなのだろう!」と驚きました。この場所では、ヤシ科の大木・ビロウ樹の成木など、熱帯や亜熱帯植物が自生します。干潮のときには、写真のように、島の周りを、波の形をする鬼の洗濯版や波状岩が囲みます。また、宮崎駅は青を基調とした明るい駅でした。
○都城市に位置する都城駅にいたとき、懐かしさを感じました。この場所では、ゆったりとした時間が流れていました。「大切にしたいことは、決して手放してはいけない」ということを思わせるような雰囲気が漂っていたのではと思います。都城市では、カシの木を利用した木工細工が盛んに行われます。宮崎県は森林資源に恵まれていて、 面積も広いです。
○熊本県と鹿児島県を結ぶ肥薩線に乗ったとき、えびの市で非常に素晴らしい風景を見ました。山のふもとには、緑の一面が広がりました。空の青色や雲の形を含めて、「これが農耕を営んできた日本を象徴する状況なのかもしれない」と思わせるような風景でした。この風景の存在から、「もっと緑をしっかりと意識していきたい」と考える機会になりました。
○宮崎県では、マンゴーの生産が盛んです。アップルマンゴーの果汁をクリームにした状態でいただいたことがあるのですが、ほんのりとした甘さとうっすらとした酸味を感じました。
稲穂稲穂稲穂稲穂稲穂