三重県 なばな

 三重県 なばな

なばなに関して

なばなは、あぶらなの脇芽を掻き取り、平らにして袋詰めしたものです。茎と若葉を食べることになります。あぶらなは、アブラナ科アブラナ属の植物です。花が咲く前に収穫されます。セイヨウアブラナという品種が油に多く加工されます。三重県では、全国で最も生産が盛んです。北部に位置する桑名市で生産が始まりました。この地では、江戸時代より油の生産が盛んだった歴史があります。以前から生産されていたセイヨウアブラナを食用に選び、「三重なばな」という名称での販売が進められました。秋から冬にかけて収穫されます。

鳥羽港

三重県に関して

○写真は、鳥羽市にある「鳥羽港」です。海の青さが印象に残っています。うっすらとした海原の広がりがありました。この港からは、伊勢湾を航行して渥美半島に向かう船が出ています。港を行き交う船の中に、塗装が桜の模様になっているものがあり、色彩に多様性を感じました。周辺にある「鳥羽水族館」では、ジュゴンを日本では唯一飼育しています。小学生の頃に行き、変わった風貌であったためか、強い存在感を示していました。規模の大きさと豊富な内容には、興奮しました。鳥羽市は城下町として栄え、世界で初めて真珠の養殖に成功した場所です。現在、伊勢湾に浮かぶ答志島の奈佐の浜では、漂着するごみを拾う活動が行われているそうです。
○鳥羽市以南の志摩の地域は、伊勢湾・太平洋・熊野灘といった海に面し、リアス海岸があります。英虞湾(あごわん)は穏やかです。かつて親しんだことがあるのですが、強く気持ちよさを味わったのではと思います。当時の私としては、冒険をするような感覚でした。野外活動に取り組みました。いた位置によって、青色の海や緑色の野を感じることができました。
○伊勢市では、「伊勢神宮」に行ったことがあります。五穀豊穣などの衣食住の恵みを与える守護神です。全体としては、普段の生活ではなかなか味わうことができないような厳かな雰囲気であったと思われます。初詣の頃だったこともあり、いらっしゃる方の多さが凄かった印象があります。
○以前、三重県の「まいわし」をいただいたことがあります。体は、割と長く太い様子でした。白身がやわらかかったです。苦い部分もあり、多くの味と接することができました。
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