福島県 もも

福島県 もも

ももに関して

ももは、バラ科モモ属の植物であり果実です。春頃に花が咲き、夏頃に収穫されます。果肉には多くの水分を含みます。色は赤色のようにも、黄色や白色のようにもなります。夏が高温になり、1年を通じて降水量が少ない盆地での生産が向いています。福島県では、福島市での生産が特に盛んです。戦後、養蚕業のために栽培されていた桑から転換したことで、生産が広まっていきました。現在は、「無袋栽培」という果実に袋を掛けない方法での生産も行われます。太陽の光を浴びるほど、内部から元気になるのではと思います。

大内宿

福島県に関して

○写真は、下郷町にある「大内宿」です。タイムスリップしたような歴史のある街並みでした。迫力がありました。国が選定した重要伝統的建造物群保存地区です。会津城下と下野(現在の栃木県)を結ぶ道の途中の宿場町として整備されました。景観の保全のために、「売らない・貸さない・壊さない」を原則とした取り組みが行われています。最寄り駅の会津鉄道湯野上温泉駅は、貴重な茅葺き屋根の駅舎です。
○会津若松市では、「鶴ヶ城公園」を散策しました。鶴ヶ城は、雪がある中綺麗な佇まいでした。会津若松市からは、新潟県に向けて磐越西線を走る蒸気機関車にクリスマスの頃乗った思い出があります。雪でできた白いじゅうたんの中を進みました。会津の自然の中で、ときめきを感じました。
○喜多方市では、歴史のある街並みを散策しました。多くの蔵を見ていき、温もりを感じました。しっとりとした雰囲気に包まれました。特に、若菜家煉瓦蔵が印象に残っています。また、「喜多方ラーメン」は、水と醤油を使用したスープで、縮れ麺となっています。いただいたとき、麺がつるつるとしている中でアクセントがあるような感じが独特のように思いました。
○2012年に、福島県で生まれた2つの和菓子に出会いました。1つ目は、福島市にある松月堂の「豆大福」です。まめにはかたさがあり、生地が優しくそしてしっかりと包んでいました。赤えんどうまめを使用していました。2つ目は、須賀川市にあるコンフェクションわたなべの「焼きまんじゅう」です。やわらかい皮の中にぎっしりとした中身が入っていました。全体としては甘さが強調される食感となっていました。上の表面に焼き目がありました。小豆こしあんを使用していました。2つとも、私の心の中で大きく強い華を咲かせていました。
○かつて、浜通り経由で東京都と宮城県を結ぶ「常磐線」に全線乗車したことがあります。海から野に風景が変わっていき、車窓にしがみついていました。特に、いわき市の勿来付近で、光り輝く海の風景を見たことが最も印象に残っています。1日でも早く全線が復旧することを望んでおります。
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