熊本県 トマト

 熊本県 トマト

トマトに関して

トマトは、ナス科ナス属の植物であり果実です。適度の気温と降水量が鍵となります。海外では、赤色の系列の生産が盛んです。露地で栽培されて、酸味が強く皮がかための状態で夏に収穫されて、加工されます。日本では、明治時代に本格的に栽培が始まりました。熊本県では、全国で最も生産が盛んです。柱で茎を支えます。昭和時代初期より栽培が始まり、暖かさや球磨川による水の恵みなどがあり、施設の設備が発展したことで、生産が広がっていきました。八代市などの八代平野では、「はちべえ」という八と平から取った名前のものが生産されます。黄色の蛍光灯などで虫を防ぎ、それにより農薬を減らす方法で生産されます。品種は、桃色の系列の「桃太郎」となります。秋から春にかけて収穫されます。また、「塩トマト」という干拓地により塩分などの栄養が多い土であることを活かし、糖度の高いものが生産されます。

熊本城

熊本県に関して

○熊本市では、路面電車に乗りながら周りました。最初に降り立った熊本駅は、当時はまるで城のような白い洋風の駅舎でした。写真の「熊本城」では、城を見たとき、「なんて堂々としているのだろう!」と驚きました。天守閣では、緑を基調とした風景が綺麗でした。肥後国初代藩主の加藤清正が基盤の整備を行った象徴となっています。大小の天守を持つ複合天守閣・曲線美の石垣・宇土櫓が特徴です。また、「水前寺成趣園」(すいぜんじじょうじゅえん)は、緑色の起伏が印象に残る回遊式庭園になっていました。熊本市では、和を感じる時間を過ごしました。和の文化を見る機会となりました。
○熊本県の西側にある「有明海」は4県にまたがり、海苔の生産が盛んです。海苔は、潮の流れが穏やかで、育つうえで必要な塩が多い所で生産されます。そのような有明の海苔についてなのですが、玉名市にある浦島海苔の「朝の香味付のり」をいただいたことがあります。口の中で強く主張するような存在感を示しました。印象をしっかりと与えるような味付けだったのではと思います。また、食パンの上に載せることで、海苔と食パン双方の風味が合わさることで別の次元の雰囲気が生まれたのではと思います。今後も海苔に親しみ、いろいろな組み合わせをしていきたいと考えています。
○八代市と鹿児島県を結ぶ肥薩おれんじ鉄道線では、現在の日本では貴重な存在となっている「食堂車」として、「おれんじ食堂」という列車が走っています。沿線で生産された農産物を使用した料理が出されるそうです。この路線には間近まで海が迫る区間があり、迫力を感じます。全体的に地域を味わうのであれば、画期的な取り組みであると思います。
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