奈良県 ほうれんそう
ほうれんそうに関して
ほうれんそうは、アカザ科ホウレンソウ属の植物です。中東が原産地です。抵抗力を高めるビタミンAを多く含みます。江戸時代に日本に入りました。左のように葉が厚く丸みがあり暖かい時期につくられる西洋種と、右のように葉が薄く切り込みが多く寒い時期につくられる東洋種があります。2つを掛け合わせた品種も生産されています。特に涼しい地域での生産が向いています。酸性の土に弱いです。施設での生産もあり、1年を通して収穫されます。私自身は、やわらかさから、非常に馴染みのある野菜です。バターソテーなどのいろいろな料理により、いただく機会があります。奈良県では幅広く生産されて、北東部の大和高原地域などでの生産が盛んです。また、「大和寒熟ほうれん草」が生産されています。12月から2月にかけて出荷されます。ほうれんそうが寒さに当たることで糖分が多くなる性質を利用しています。隙間をつくる開放的な状況の施設で生産されるそうです。
奈良県に関して
○写真は、奈良市にある「奈良公園」です。鹿に興奮しました。「歴史がぎっしりと詰まっている」と思いました。公園全体を包む緑には濃さがありました。公園内の「東大寺」は、想像していた以上に大きかったのではと思います。そして大仏は、なかなか見ることができない輝きを放たれていたのではと思います。 古来よりある文化を認識する機会でした。
○斑鳩町では「法隆寺」に行きました。五重塔は堂々とそびえたっていました。夢殿は整った形であるように思いました。
○奈良県の北部を走る関西本線で西に進んだことがあります。「大和路快速」という列車に乗りました。寺社の建造物を見る機会が多く、独特な雰囲気を味わったような気がします。穏やかさのある風景は、心を落ち着かせました。
○以前に、河合町にある岡井食産の「大和奈良造り焼そば」をいただいたことがあります。麺は細く、弾力性や深みがありました。非常に食べやすかったのではと思います。
○奈良県は、地形が険しく、品種が多い農業が行われていて、戦前より続いている伝統野菜である「大和野菜」が生産されています。大和野菜は漬物などに加工されます。また、環境にできる限り負荷をかけない農業により生産されたものには、シンボルマークが表示されます。人間と自然が強く合わさっていくことで営まれる今後の取り組みが楽しみです。
