秋田県 比内地鶏

秋田県 比内地鶏

比内地鶏に関して

比内地鶏は、縄文時代より生存したとされていて1942年に国の天然記念物に指定された雄である「比内鶏」と、アメリカが原産の雌である「ロード種」を掛け合わせて誕生したものです。地鶏とは、それぞれの地域において長く飼育されてきた在来種などを品種改良したものです。比内地鶏は、県の東に位置する奥羽山脈及び米代川の清らかな水の恵みを受ける環境の中、活発に運動します。そうなることで、身が引き締まっていくそうです。大館市などの北部で多く飼育されています。地域の特色を示す1つの形である地域団体商標に登録されています。また、米を棒に巻き付けて焼いて食べる「きりたんぽ」には、具材としてもスープとしても使われます。この料理には、強い熱さがあり、鶏肉には更なるボリュームを増す要素があるのではと思います。焼き鳥にもなります。

船川港

秋田県に関して

○写真は、男鹿市にある「船川港」です。海が一望でき、「なんて海を広く感じられるのだろう!」と興奮しました。心地よい時間を過ごしました。男鹿市へは、秋田市より男鹿線に乗り、終点の男鹿駅で降りました。当時、男鹿駅の中には「なまはげ」の人形があり、伝統を連想するような雰囲気を感じました。なまはげは、大晦日に男鹿半島で行われる行事で豊作・豊漁・吉事をもたらすとされている神が家々を巡ります。また、小学生の頃に男鹿半島を周り、海のそばを進んでいきました。今思えば「素晴らしい時間の中にいたのかなあ」と考えています。そのような中、金ヶ崎温泉の「男鹿桜島荘」という所に宿泊しました。建物の赤色の穏やかさが独特であったように思います。このときには寒風山や水族館にも行きました。楽しさを味わい、夏の大きな思い出となりました。
○秋田市で利用した秋田駅には、透明感を感じました。秋田駅の駅舎は、日本海のうねりや秋田の山並みから屋根が波の形になっているそうです。印象に残る独特な様子でした。
○秋田県では、豆を煮たら何日か後に糸を引くようになったことがきっかけで納豆が始まりました。以前に、美郷町にあるヤマダフーズの「おはよう納豆」をいただいたことがあります。じっくりと低圧で蒸す方法で作られているそうです。粒は小さめでした。そのままで味わうと、穏やかな空間を感じました。かつおとろみたれ自体には奥深い辛さがありました。
○秋田県では、県を縦断する奥羽本線や、日本海に面した地域を走る羽越本線に乗りました。そのような中で、自然に囲まれた風景を見ていると、頼もしさを感じました。「親切にしてくださっている方とできる限り大きく接したい」と思いました。
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