岩手県 ピーマン

 岩手県 ピーマン

ピーマンに関して

ピーマンは、ナス科トウガラシ属の植物であり果実です。アメリカ大陸の熱帯地域が原産です。明治時代にアメリカから入ったイスパニア種を品種改良したため、緑色になっています。この状態は、完全に熟していません。熟すと、赤色や黄色などに変わります。気温が高い状態を望むため、露地での生産は夏頃に収穫されます。果肉の厚さが特徴です。岩手県では、昭和50年代に水田からの転作があり、盆地の地形によって生じる昼と夜の温度差が、ピーマンを色などの面でよりよくすることから、生産が拡大しました。奥州市での生産が特に盛んです。また、二戸地域では「ピーマンみそ」という料理があります。甘さととろみに特徴があるそうです。

北上川

岩手県に関して

○写真は、盛岡市で見た「北上川」です。アーチ状の開運橋で撮影しました。正面には奥羽山脈で最も高い岩手山が見えました。大きくゆったりと流れていたように思います。岩手県で最も印象に残っていることは、「川の豊かさ」です。岩手県で生み出される農産物は、川の恵みによるものが非常に大きいと想像しています。川の豊かさからは、自然を強く考える重要性をより認識します。尚、盛岡市は、川や道の合流地点として進んだ歴史があります。「岩手公園」にはかつて盛岡城がありました。城下町としての基盤がある都市の中を歩いていき、公園に入っていき、高さや綺麗さを感じた石垣がある中、公園では発展してきた都市の風景を眺めました。
○花巻市では、花巻駅より歩いて、「花巻城跡」に行きました。石垣を基盤とする敷地全体からは強い歴史を感じました。花巻城の前身は鳥谷ヶ崎城です。元々は稗貫氏がいたのですが、後に南部氏が領有するようになりました。南部氏が管理するようになってから、大幅に改修されて、花巻城へと姿を変えていったとされています。奥羽山脈から東へと延びる段丘の東端の突出した部分に位置しています。
○岩手県には、独特な3つの麺料理があります。「わんこそば」は、次々にお椀が入ったそばが登場します。たくさん食べてほしいという振る舞いの形が原形とされています。盛岡市に宿泊したときに、落ち着いたお店の佇まいの中でいただく機会がありました。「じゃじゃ麺」は、平らな麺に肉みそがかかった特徴があります。「冷麺」は、辛さが特徴です。いただいたときには、すいかが入っていて驚きました。
○岩手県の特産品には「南部せんべい」があります。元々は非常食で、小麦粉を水で練って焼くことで作られます。ごまが多くかかった表面・独特の固さは印象が強いです。ピーナッツが練り込まれていると、また違った感触で嬉しかったです。1度いただくと、たまらなくて長く味わっていたくなります。
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